「看護の単発バイトで隙間時間に稼ぎたい!」
「健診バイト行ってみたいけど、実際どんな感じなんだろう」

看護師が副業やバイトを探すとなって、まず思いつくのは単発バイトだと思います。
しかし、今まで単発バイトをしたことがない人にとっては、不安だらけだと思います。
そんな看護師さんたちのために、私の経験を紹介します。
私は看護師・助産師として現場で、8年ほど勤務していたため、それなりのスキルや経験は身についていたと思います。
しかし、単発の健診バイトにチャレンジし、「もう健診バイトは行かない」と思いました。
どうしてそうなったのかをお伝えしていきます。
ただ、あくまで私のたった1回の経験からのお話ですので、「そういうこともあるんだ」というくらいの気持ちで読んでいただければと思います。
初めての巡回健診バイト
現役のころ、休みの日に何かバイトをしたいと考え、思い切って、人材紹介サービスへ登録しました。
採血とか健診バイトは、1日で14,000円程度入ることもあり、新しいことを始める一歩のつもりでした。
初めて紹介されたのが、巡回健診の「内科診察補助」の仕事でした。
他にも、採血や聴力・視力などを担当する派遣スタッフがいるようでしたが、その枠はすでに埋まっているとのこと。
ちなみにですが、健診には「巡回」と「院内」のバイトがあるようでした。
巡回健診は、健診を行う業者があちこちの施設や場所に行き、そこで健診スペースを設置し健康診断を行います。
院内健診は、すでにある医療施設内の健診センターなどに派遣され、その施設スタッフとして健診業務を行います。
持ち物や、時間場所などの案内はありますが、実際の具体的な業務方法や手順などは事前には説明がありません。
事前に案内をしてくれるのは、人材紹介サービスのスタッフであり、当日まで派遣先の業者の方と話すタイミングはないためです。
【実際】慣れた人ばかりでやりにくかった
当日は、集合時間の10分ほど前には指定された集合場所へ着きました。
すると、他の派遣スタッフのであろう、40~50歳代くらいの女性たちが、慣れたようにてきぱきとトラックから荷物を運び出し、施設内の会場となる部屋へ運び始めていました。
すでに流れに乗り遅れた感じが強い中、とりあえずは責任者に声をかけなければと思っていたのですが・・・
「だれが責任者かも分からない」
しかも、「一刻も早く準備せねば!」と言わんばかりに素早く皆さん動いていて、気軽に話しかけられる雰囲気でもありませんでした。
なんとか、一人の方に「すみません、今日初めての派遣なんですけど」と声をかけると
「あーそうなのね、よろしくね」とはならず、「これ運んで!」とやや強めに言われ、びくびくしながらも、やっと与えられた仕事にほっとして、流れに乗りました。
その後、会場に荷物を運びこみ終わると、受付や採血、聴力、心電図など各担当の派遣スタッフが自分のブースの準備を始めました。
もちろん私は、ブースを作る場所も何を準備するかも全く分からない状況。
誰かに聞こうにも、みんな「自分のことで精一杯」なオーラが・・・。
すると、隣のブース担当であろう女性が、「初めて?」と声をかけてくれました。
その時の私には女神さまでした。
準備の仕方から、仕事の仕方まで丁寧に教えてくださり、そのおかげでその後は無事に仕事が進められました。
仕事自体は、内科医師の内科診察に付き添い、カルテを受け取るだけで、時給は1200円程度でした。
お昼ご飯の際に、私以外のほとんどのスタッフが一緒に食事しており、ほとんどが顔なじみのメンバーのようでした。
1日単発健診バイトをした結果として、あまりぐいぐいとコミュニケーションが取れるタイプでない私には、その環境はストレスが大きいと思い、「健診バイトはやめておこう」という結論に至りました。
「健診未経験者OK」の健診バイトでチャレンジしよう
単発健診バイトを始めたい方は、「未経験者OK」のバイトに応募しましょう。
単発の健診バイトの募集には「~(業者名)健診経験者歓迎」というような文面をよく見かけます。
つまり、「うちの仕事分かっている人ウェルカム」ということです。
このような募集文があるところは慣れたスタッフが多い可能性が高いです。
あまり多くはありませんが、「未経験者OK」な健診バイトがあれば、ぜひチャレンジしてみることをおすすめします。
1度経験できれば、その後は健診バイト経験者として、単発健診バイトへの応募もしやすくなります。
まとめ
この記事では、私の健診バイトでの経験をお伝えしました。
あくまで私のたった1回の体験談であって、親切に教えてくれる派遣先もきっとあると思います。
また、巡回健診ではなく、院内健診の方が派遣先のスタッフさんがいるため、初めてでも業務しやすい可能性は高いです。
健診バイトを検討している看護師さんに、少しでも参考になればうれしいです。

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